本日は、瀧本監督と
NPO法人 自殺対策支援センター ライフリンク 代表・清水康之さんによる
ティーチ・インを行いました。
清水さんは
「『樹の海』を観て、自殺対策ということに関わっている身として
更に元ディレクターとして(清水さんは元TVの番組ディレクターだったのです)
こういうことで世間に訴えることが出来るんだ、と嫉妬したと共に
自分たちの活動と近しいところに、この映画があってとても嬉しかった」
と仰ってくださいました。
30分間に亘って、劇場全体が
社会問題になっている「自殺」について考える、これは凄いことだと思います。
今日のお話の中にもあったのですが
日本における年間自殺者数が3万人を超えて久しくなります。
それはつまり、1日に90人の人が自殺をしているのです。
ということは、未遂者はその10倍と言われているので日に900人、
これは凡そ1,000人です。
更にその関係者が5~6倍いると言われているので
1日のうち、自殺によって傷ついたり何らかの打撃を受けている人は5,000人!!
今日、トークを聞いてくださった人が
僅かな時間でも、そういうことに思いを馳せてくだされば嬉しいな、
そう思いながら、ティーチ・インを終えたことはいうまでもありません。